香港島の端から覗いた ほんこん どんなん あんなん こんなん
2017年 10月 17日
お里から自分宛てに投函した最後のポストカードが届きました。
最終日に空港ポストに入れた1枚には、今回行ってみた全部の土地が記してあります。
滞在してたのは、香港島の東端にある柴灣。
そこから遠出をした一番離れている場所は、
新界…というより、もう目の前が深圳だという 九龍側の北西端にある流浮山。
つまり、香港と言えるエリアの 端から端までの遠足。
他にも、ちょこまか移動して 3倍速で動き回ってた日もありました。
トラム・フェリー・バス・ミニバス・MTR……
今回は オクトパスカードをよく使ったなぁ。
2017年版の香港街道地方指南を買い求めました。
創刊40周年記念号で、昔むか~しの地図の複製も別冊付録で付いてました。
「へぇぇーここ海やったんや。フェリーも出ててこんな街に埠頭があったん?」
などなど、古いけれど新鮮な地図のおまけ……これはまた、別の機会に。
「どこ行ったっけ?」という自分の覚え書きも兼ねて、何ヶ所かのメモを。
とは言え、まだまだ写真の整理なんて出来ていない今。
時間軸に沿ってではなく、土地のイメージごとで 街・町・村 の羅列。
“ イメージごと ” と言っても、いつもながら僕の偏見100%の分け方だけど。
☆ 【滞在拠点にした柴灣】
☆ 【坂のある街】
☆ 【海や湾を望む街・町・村】
☆ 【池や川のある町・村】
☆ 【バスやミニバスで駆け抜ける街・町】
☆ 【暮らしの中に溺れる街・町・村】
…そんな感じで。
「整理が出来ていないなら 時間軸で写真順に拾った方が早いのに」ですよね(笑)。
でも、まぁ…写真を見て自分が遊びたいんで。
香港の全体図・主なエリアの全体図・九龍地区・香港島地区。
香港街道地方指南の巻頭には、毎号こんなふうに (↓) 載っています。
こうして見ると、ホント 香港って ほとんど山と海だよね。
☆ 【滞在拠点にした柴灣】
去年ここで滞在した後に書いた記事で、
「心地良かったから、きっとまた再訪したい街」と書いた覚えが。
再びの柴灣です。
去年 初日にバスを降り間違えたウチを案内してくれたおばちゃんが第一印象の街。
店とお客を大切にして きちんと食べ応えのある品を出す 香江茶餐廳( ★ )がある街。
公園食するのに困らない大小の公園が あちこちにある緑多い街。
そんな柴灣の Y-Loft Youth Square に泊まって過ごしました。
MTRの終点の地なので、
ホテルの部屋や最上階からだと、
こんなふうに 湾の方から走って来る線路と その線路の終わりが見えます。
ちょうど 車両が駅に向かって来るところ…見えます?
柴灣駅のホームから奥を覗き込むと、ホテルから見えてる線路止めが見えます。
本数が多くて必ず座れる始発駅 & 西から乗って来ると途中から必ず空く終着駅。
これって…けっこう ありがたい(笑)。
柴灣の街ですれ違うのは、本当にローカルの人ばかりです。
街の真ん中を広い幹線道路が通ってて、その両側には住宅。
ホテルから出る回廊は柴灣駅に直結してて、
こぢんまりした駅ビルには、モールにありがちな店が小さめながらも いくつか。
セブンイレブンなどのコンビニはもちろん、百佳や惠康などのスーパーも何店舗か。
駅に入らない反対方向へ回廊を歩いて1~2分で地面へ下りると、
住まう人々が日常的に使う店や街市が 大小の公園のまわりに。
都会部とは違って 時間の流れがゆっくりめに感じるような街。
それでいて美味しい(ウチ的)飲食店が散らばってるので、暮らしやすい土地です。
☆ 【坂のある街】
~ 中環・上環・西營盤 ~
柴灣もそうだけど、香港島に居る以上 やっぱり坂道は付きもの。
上環・西營盤・石塘咀で暮らした日々が多いから、坂は嫌いじゃないかも。
でも、
西營盤で山に近くなる第三街や高街までの坂なんていう急傾斜じゃなくて、
もっともっと緩い坂道。
「上がってると落ち着く」とまでは言わないけど 坂のある所には1度は行きたくなる。
中環~上環をつなぐ荷李活道から枝葉のように分かれる小道には階段も多いです。
穏やかな階段もあれば、歩幅が妙に合わない笑える階段も あちこちに。
その中では、街角アートが転がってたり 何かしら新鮮な場面に出会ったり。
この日もすごかった九記の行列の脇で、おじちゃんやお兄ちゃん達が遊んでました。
蹴鞠?…かと思いきや、バドミントンの羽根みたいなのを蹴ってバトンし合う妙技。
乾物屋街で大活躍の台車に書かれてる 手書きの店名 を見ると興奮します(笑)。
でも、更に鼻息が荒くなって触りに行きたがるのが、 “ 鉄板打ち抜き ” のタイプ。
これも見る機会がずいぶん減りました。
半裸の男衆と共に 毎日毎日が激務の堅牢な台車。
中秋のお飾りで化粧が施されてて 「夜は良いだろうなぁ」と思うハリウッド公園。
昼に近い時間だと もはや早朝の顔とは別人になっちゃってるカオスのような科記。
「…ハリウッド公園は夜の飾りがきれいなの。昼間は他の公園と同じ。」
「…この店って昼になると本当にクレイジーだわ。あり得ないほど変。」
朝ご一緒するお姉さんが何度か口にしてましたが、
太陽が昇り切ってる時間だと 公園も店も そのとおりの状態。
朝行けない日には、入口から顔だけ入れて外賣1杯をいただくのが精一杯でした。
☆ 【海や湾を望む街・町・村】
~ 堅尼地城・中環・灣仔・銅鑼灣・小西湾・流浮山・三家村 ~
計画してそうしたんじゃないのだけど、
考えてみたら、
今回はビクトリア湾を 西端・中央・東端 の3ヶ所から眺めることがありました。
西端は 堅尼地城。
海沿いのプロムナードは、この季節でも( 上半身裸で ) 心地良く居られる。
中央は 中環。
混んでるスターフェリーなら、乗ってる人々を眺めたり撮ったりするのが好きかも。
ビクトリア湾で打ち上がる花火や 大坑の火龍の時もそうだったけど、
群衆が一点に向かって良い顔を向けてたり 腕を伸ばしてカメラを向けてたりする時。
そんな時って、同時に拍手や歓声もあがるからなのかなぁ……
人々が見守る一点よりも、その人々そのものを見たり撮ったりすることが増えました。
なんか、こう…その背中や腕に感じるようになってる?…のかも。 (ちと怪しい)
中央だと他には 灣仔と銅鑼灣
灣仔のフェリー埠頭は実は初めてで、銅鑼灣のビルの谷間から湾のチラ見はお決まり。
銅鑼灣の Hysan Place …誠品書店やAppleはじめ 様々なブランドが入ってるビル。
ここの2フロアを一気に抜ける軒尼詩道側のエスカレーターに乗っていると、
まだまだ味のある唐樓が見え隠れしたり、その奥にビクトリア湾が覗けたりします。
銅鑼灣は人が多過ぎて苦手だけれど、エスカレーターは お気に入りの定点観測地点。
東端は 小西湾。
湾と言うか ほぼ海との境なので、左右の対岸を見渡すと見慣れぬ風景で新鮮です。
遠くに目を凝らすと「あの辺りは觀塘?」「獅子山が小さく見えるね」という感じ。
いくつも並ぶベンチで語らってる老夫婦。
すぐ横のモールから出てきて休憩してる店員さん。
小舟を眺めながらラジオを流して釣り糸を垂れてるおじいさん。
…ただただ静かで平和な 湾沿いに連なるプロムナード。
とある日、香港島側からガラリと場所を移して流浮山へ。
「ずっと以前に行ったことがあったなぁ」と自宅で昔のポストカードを見てみたら、
2007年にミニバスで不安に駆られながら行ってた。
ちょうど10年経った今回だったけど、覚えてる景色は10年前とほぼ同じ。
唯一「うはぁ~変わったやん~」と驚いたのは、対岸に見える深圳の街。
ここは湾をひとつ挟んで向こう側が中国っていう場所なのだけど、
細い路地にひしめき合って並んでる海鮮レストランや乾物の土産物屋を抜けると、
10年前は何一つ無かったような深圳の高層ビルが わりと近くに見えるのです。
すぐ横の香港と深圳を結ぶ深圳湾公路大橋にはクルマが引きも切らず走ってて。
…別世界のはずなのに、ずいぶん近過ぎて変な気持ち…。
海の幸が身近に手に入る小さな町。
遠浅の湾の中で小舟を引いて水に浸かりながら漁をしてる流浮山の人々と
そのすぐ向こうのビル群が対照的で、
不思議な景観に変わっていました。
九龍側と香港島側を行き来する時に選ぶ乗り物は3タイプ。
誰かと待ち合わせがあるのなら、渋滞等が無く確実に時間を読めるMTR。
走るにつれて変わる景色を味わうなら、海底トンネルをくぐる路線バス。
スターフェリー以外の船で揺られて渡るなら、富裕小輪の小型フェリー。
三家村を出るフェリーまで時間があったので ぷらぷら散歩してたら、
ちょうど夕陽が山沿いの家屋を染める良い時間になりました。
タイフーンシェルターに浮かぶ船と その向こうに並ぶ建物が 光で浮かび上がって。
小舟を出して漁をしてた人達が帰って来る時間。
船の上で炊事をする人達が夕飯を準備する時間。
釣りを楽しんでた親子がそろそろ帰宅する時間。
山も家屋も船も人も、優しく夕陽に染まります。
☆ 【池や川のある町・村】
~ 大埔・粉嶺・上白泥 ~
香港島の天后から乗ったバスで海底トンネルをくぐり、
沙田や大學を眺めながら大埔へ向けて走ります。
沙田には 内部の造りと人混みで迷子になるほどの巨大ショッピングモールがあり、
大學には その名の通り香港中文大學があるので、
MTRに乗っていれば それぞれの駅ごとの乗客の乗り降りに街の特徴を感じます。
だけど、
路線バスだと そうした乗客層の変化はありません。
途中に何ヶ所かバス停はあっても、人の乗り降りはわずか。
ただただひたすら自動車道を走るのみ。
距離の長さを感じずに、しかも山や川を眺めながら移動が出来て 快適です。
いったんバスを降りた大埔では、
看板ニャンコが居る雑貨屋や
やっぱりニャンコの主が居る廟にご挨拶しながら、富善街を定点観測。
大埔の街は、元朗と少しだけ似た “ 地方の街の空気 ” が変わらず流れています。
以前は「元朗ととても似てるなぁ」と思っていたけれど、
元朗ほどローカルブランドショップも増えないし、外からの人の出入りも変わらない。
元朗には新しいモールが生まれたりマンション建設が増えたりして変化したぶん、
大埔の変わらなさは落ち着いてて懐かしいままという感じ。
「ここに来るのは新明發の盅飯を食べるため」 ( ★ ) は今回封印し、
茶餐廳で おやつだけにして ( 食べるんかい ) 粉嶺へ。
で、お目当ての餃子店で昼食を摂ったあとの散歩で、池を目指したのでした。
まるでシンガポールのように緑豊かで美しい道路……の地区から歩いて、
突然タイムスリップして民家の路地に入ったような靈山村の軒先をくねくね曲がり、
目の前に開けたのが粉嶺正圍の集落。
高層マンションの谷間で この一画だけが残されたかのような、囲いのある居住区。
香港の郊外だと、
“ 文物径 ” と言われる各史跡エリアや
本当に山に囲まれた古い居住区は 他にも訪れた事があるけれど、
マンションの谷間の限られた一画だけで 今も人が住まう戸建の集落に出会うのは新鮮。
池と広々とした公園は、住民たちの憩う場であり集う場のようでした。 ( ★ )
同じ “ 池 ” や “ 川 ” でも、一つ一つがもっと小さくて人の暮らしに直接結びついてる…
そんな場所だったのが、上白泥という村でした。
深圳との境界線に近い流浮山から 更にミニバスで湾沿いを走った所。
山の麓を縫うように走る小さな道の脇には、いくつも池があり、
釣り人が居たり養殖らしき商いをしていたり。
【100%香港製造】と謳われている野菜や魚などは、
こういう土地からも都会部に来ているのかな?
畑と小川に挟まれた細道を歩いていたら、思いがけずヤギの放牧(?)が。
可愛らしい子ヤギの兄弟を見守る母ヤギや親族一同。
湾沿いの廟でお参りをしてから戻って来る途中、
飼い主さんの合図で一斉に集まり 隊列を組んで散歩へ出かけて行く様子が。
遠い山で見るような光景を 深圳の街が望める湾の岸辺で見ているのは、
不思議な感覚でした。
☆ 【バスやミニバスで駆け抜ける街・町】
~ 荔景・西營盤・北角・元朗 ~
知ってる場所をバスやミニバスに乗って移動を楽しんでると、
必ず見届けたくなる場所ってありません?
歩いて じゃなくて 乗り物で駆け抜けながら の定点観測。
僕だと、橋に差し掛かる前や トンネルに入って行く前。
まだあった。
山が近付いてくる場面や 他の乗り物が近付いてくる場面。
なんだろう?……自分が動いてる事を実感できる場所……かなぁ。
毎回必ず同じ場所の同じ写真を撮ってる気がする。
街なかのように急に変化するわけじゃなく さほど変わらないのに、懲りずに撮ってる。
橋の掛かっていない香港島からだと、
西・中央・東のいずれかの海底トンネルを抜けないと九龍側へは行けない。
更には、
山の多い香港だから、地区から地区へ移動しようとすると、
思いがけずたくさんあるトンネルを抜けないと行けない。
トンネル内では80㎞が普通で、外なら100㎞が普通の香港。
信号が無いだけに、あっというまに駆け抜けます。
MTRもトンネルの中を走ってるようなもんだけど、
バスだとトンネルも長くはないし、なにより 前方が眺められて変化が楽しめる。
「入るぞ入るぞ → 明るさが変わり始めた → 出口が迫ってきた → 抜けた! 」
気分をアゲてくれるのは、やっぱりバスでのトンネルなのです。
退屈という2文字なし。
賑わう店や歩行者信号のあの音に囲まれた幹線道路を走ってて、
巨大なカーブを描くマンションと山が近付く。
そこを抜けて湾沿いの道路に上がると、一気に視界が広がる。
山と湾(海)に挟まれた街だったら、
きっと日本や香港以外の土地でも お馴染みの風景なのでしょうね。
それにしても…。
その場所その道を駆け抜けるのは一瞬なのに、
地図や写真を見て思い出してると 何分も経っちゃう。
5秒で見てた風景を1分くらいかけて反芻して楽しむ。
…地図や写真で遊ぶって、やっぱり時間がかかりますねぇ。
だからおもしろかったり 他ごとが手につかなくなったり…。 ( ★ )
緑ミニバス……疾走してる最中に 今でも「◎◎で降りる!」って言えません。
あくまで他力本願。
「そろそろ次あたりで降りたいんやけどなぁ。」
「誰か降りんかなぁ。降りてくれぇ。」
……「●△■@◇▼~!」……
「あ、ラッキー。誰か言った。」
「付いてこ付いてこ。」
……見知らぬ誰かに付いて 降りるつもりにしてたフリして降りる……
「ふうぅ。」
それにしても、あれだけ気を遣う道路で運転してて、
お客の「◎◎で降ろして。」っていう たいして大声でもない声。
よく聞き取れるよねぇ。
黙って片手を挙げて返事を返す運転手たちが、カッコええといつも思います。
☆ 【暮らしの中に溺れる街・町・村】
~ 北角・彩虹・深水埗・筲箕灣・茶果嶺・西營盤・葵芳 ~
人の中に放り込まれてても、人の気配しかしてなくても。
音が氾濫してても、かすかにラジオの音が漏れてくるだけでも。
「はいはーい。混ぜて下さーい。溺れさせてー。」って 身を任せる心地良さ。
こういう香港らしさって美味しいよね。
「もう少しだけ こんなことも出来たらなぁ」っていうのもあって。
▲ 北角の谷間…フォトスポットなんだけど 88號には出会えなかった。
(お目出度い【88】號は 香港電車公司の新ラッピング…)
▲ 彩虹の団地…フォトスポットらしいけど なぜかウチは夜の撮影なり。
(教えてもらって気付いたら 夜だった…)
▲ 深水埗の砦…人、人、人……再開したら ぜひ天龍過山車に乗りたい。
(もう動くことは望み薄かなぁ…)
▲ 筲箕灣の音…音と匂いに溺れるこの市場で いつか仏頭果を買いたい。
(ザルにひと山で売ってるもんで…)
▲ 茶果嶺の村…そっとそっとお邪魔して もう1軒の冰室にも入りたい。
(中秋節の個人店は シャッター率はやっぱり多め…)
▲ 西營盤の店…厨房から遠いテーブルゆえに ワゴンの中身が減り気味。
(片っ端から取れてしまったら それはそれで怖いけど…)
▲ 葵芳の商場…昔の商場らしさが全て健在のカオスで 食べ歩きしたい。
(肩がぶつかりあう中で食べ歩きできる香港人を見習うべき…)
あれこれ宿題は、まだまだいくつも。
だから また訪れたいです。
ここまでは、
滞在してた時間軸に沿った順番ではなく、土地のイメージごとで 街・町・村 の羅列。
更に地図を眺めながら、他にどの街を歩いたん?と拾ってみました。
これらも時間軸じゃなくて思いつきだけど。。。
◎ 香港島側だと、大坑・西灣河・鰂魚涌・石塘咀・杏花邨
◎ 九龍側で、紅磡・尖東・油塘・尖沙咀
◎ 新界で、天水圍・上水
繰り返しになるけど、滞在してたのは香港島東端の柴灣です。
だけど振り返ってみれば、けっこういろんな方面へ行ってる。
「端っこだから困った。」
「やっぱり中心部のホテルじゃないとねえ…不便かも。」
っていうのは、ウチの滞在パターンだと 感じる事がありませんでした。
2度目だから特にそう感じたのかもしれないけど。
約束時間がある日にだけ 移動時間を気にしたくらいで、
あとは
「その街へ行くなら ここへも寄れるかも?」と繋いで考え ( 太太が:笑 )、
乗り物を乗り継いで動いた日々でした。
安価で滞在できて暮らしやすい柴灣の魅力は、2度目で更に増したような気が。
地図や写真を見ながら、また少しずつ書いていきたいな。
…今回持ち帰ってきた物。
…火龍の事をもう少し。
…中秋ならではの事。
…タクシーネオンのおっちゃんの事。
よろしかったら、また覗いて下さいね。
最終日に空港ポストに入れた1枚には、今回行ってみた全部の土地が記してあります。
滞在してたのは、香港島の東端にある柴灣。
そこから遠出をした一番離れている場所は、
新界…というより、もう目の前が深圳だという 九龍側の北西端にある流浮山。
つまり、香港と言えるエリアの 端から端までの遠足。
他にも、ちょこまか移動して 3倍速で動き回ってた日もありました。
トラム・フェリー・バス・ミニバス・MTR……
今回は オクトパスカードをよく使ったなぁ。
2017年版の香港街道地方指南を買い求めました。
創刊40周年記念号で、昔むか~しの地図の複製も別冊付録で付いてました。
「へぇぇーここ海やったんや。フェリーも出ててこんな街に埠頭があったん?」
などなど、古いけれど新鮮な地図のおまけ……これはまた、別の機会に。
「どこ行ったっけ?」という自分の覚え書きも兼ねて、何ヶ所かのメモを。
とは言え、まだまだ写真の整理なんて出来ていない今。
時間軸に沿ってではなく、土地のイメージごとで 街・町・村 の羅列。
“ イメージごと ” と言っても、いつもながら僕の偏見100%の分け方だけど。
☆ 【滞在拠点にした柴灣】
☆ 【坂のある街】
☆ 【海や湾を望む街・町・村】
☆ 【池や川のある町・村】
☆ 【バスやミニバスで駆け抜ける街・町】
☆ 【暮らしの中に溺れる街・町・村】
…そんな感じで。
「整理が出来ていないなら 時間軸で写真順に拾った方が早いのに」ですよね(笑)。
でも、まぁ…写真を見て自分が遊びたいんで。
香港の全体図・主なエリアの全体図・九龍地区・香港島地区。
香港街道地方指南の巻頭には、毎号こんなふうに (↓) 載っています。
こうして見ると、ホント 香港って ほとんど山と海だよね。
☆ 【滞在拠点にした柴灣】
去年ここで滞在した後に書いた記事で、
「心地良かったから、きっとまた再訪したい街」と書いた覚えが。
再びの柴灣です。
去年 初日にバスを降り間違えたウチを案内してくれたおばちゃんが第一印象の街。
店とお客を大切にして きちんと食べ応えのある品を出す 香江茶餐廳( ★ )がある街。
公園食するのに困らない大小の公園が あちこちにある緑多い街。
そんな柴灣の Y-Loft Youth Square に泊まって過ごしました。
MTRの終点の地なので、
ホテルの部屋や最上階からだと、
こんなふうに 湾の方から走って来る線路と その線路の終わりが見えます。
ちょうど 車両が駅に向かって来るところ…見えます?
柴灣駅のホームから奥を覗き込むと、ホテルから見えてる線路止めが見えます。
本数が多くて必ず座れる始発駅 & 西から乗って来ると途中から必ず空く終着駅。
これって…けっこう ありがたい(笑)。
柴灣の街ですれ違うのは、本当にローカルの人ばかりです。
街の真ん中を広い幹線道路が通ってて、その両側には住宅。
ホテルから出る回廊は柴灣駅に直結してて、
こぢんまりした駅ビルには、モールにありがちな店が小さめながらも いくつか。
セブンイレブンなどのコンビニはもちろん、百佳や惠康などのスーパーも何店舗か。
駅に入らない反対方向へ回廊を歩いて1~2分で地面へ下りると、
住まう人々が日常的に使う店や街市が 大小の公園のまわりに。
都会部とは違って 時間の流れがゆっくりめに感じるような街。
それでいて美味しい(ウチ的)飲食店が散らばってるので、暮らしやすい土地です。
☆ 【坂のある街】
~ 中環・上環・西營盤 ~
柴灣もそうだけど、香港島に居る以上 やっぱり坂道は付きもの。
上環・西營盤・石塘咀で暮らした日々が多いから、坂は嫌いじゃないかも。
でも、
西營盤で山に近くなる第三街や高街までの坂なんていう急傾斜じゃなくて、
もっともっと緩い坂道。
「上がってると落ち着く」とまでは言わないけど 坂のある所には1度は行きたくなる。
中環~上環をつなぐ荷李活道から枝葉のように分かれる小道には階段も多いです。
穏やかな階段もあれば、歩幅が妙に合わない笑える階段も あちこちに。
その中では、街角アートが転がってたり 何かしら新鮮な場面に出会ったり。
この日もすごかった九記の行列の脇で、おじちゃんやお兄ちゃん達が遊んでました。
蹴鞠?…かと思いきや、バドミントンの羽根みたいなのを蹴ってバトンし合う妙技。
乾物屋街で大活躍の台車に書かれてる 手書きの店名 を見ると興奮します(笑)。
でも、更に鼻息が荒くなって触りに行きたがるのが、 “ 鉄板打ち抜き ” のタイプ。
これも見る機会がずいぶん減りました。
半裸の男衆と共に 毎日毎日が激務の堅牢な台車。
中秋のお飾りで化粧が施されてて 「夜は良いだろうなぁ」と思うハリウッド公園。
昼に近い時間だと もはや早朝の顔とは別人になっちゃってるカオスのような科記。
「…ハリウッド公園は夜の飾りがきれいなの。昼間は他の公園と同じ。」
「…この店って昼になると本当にクレイジーだわ。あり得ないほど変。」
朝ご一緒するお姉さんが何度か口にしてましたが、
太陽が昇り切ってる時間だと 公園も店も そのとおりの状態。
朝行けない日には、入口から顔だけ入れて外賣1杯をいただくのが精一杯でした。
☆ 【海や湾を望む街・町・村】
~ 堅尼地城・中環・灣仔・銅鑼灣・小西湾・流浮山・三家村 ~
計画してそうしたんじゃないのだけど、
考えてみたら、
今回はビクトリア湾を 西端・中央・東端 の3ヶ所から眺めることがありました。
西端は 堅尼地城。
海沿いのプロムナードは、この季節でも
中央は 中環。
混んでるスターフェリーなら、乗ってる人々を眺めたり撮ったりするのが好きかも。
ビクトリア湾で打ち上がる花火や 大坑の火龍の時もそうだったけど、
群衆が一点に向かって良い顔を向けてたり 腕を伸ばしてカメラを向けてたりする時。
そんな時って、同時に拍手や歓声もあがるからなのかなぁ……
人々が見守る一点よりも、その人々そのものを見たり撮ったりすることが増えました。
なんか、こう…その背中や腕に感じるようになってる?…のかも。 (ちと怪しい)
中央だと他には 灣仔と銅鑼灣
灣仔のフェリー埠頭は実は初めてで、銅鑼灣のビルの谷間から湾のチラ見はお決まり。
銅鑼灣の Hysan Place …誠品書店やAppleはじめ 様々なブランドが入ってるビル。
ここの2フロアを一気に抜ける軒尼詩道側のエスカレーターに乗っていると、
まだまだ味のある唐樓が見え隠れしたり、その奥にビクトリア湾が覗けたりします。
銅鑼灣は人が多過ぎて苦手だけれど、エスカレーターは お気に入りの定点観測地点。
東端は 小西湾。
湾と言うか ほぼ海との境なので、左右の対岸を見渡すと見慣れぬ風景で新鮮です。
遠くに目を凝らすと「あの辺りは觀塘?」「獅子山が小さく見えるね」という感じ。
いくつも並ぶベンチで語らってる老夫婦。
すぐ横のモールから出てきて休憩してる店員さん。
小舟を眺めながらラジオを流して釣り糸を垂れてるおじいさん。
…ただただ静かで平和な 湾沿いに連なるプロムナード。
とある日、香港島側からガラリと場所を移して流浮山へ。
「ずっと以前に行ったことがあったなぁ」と自宅で昔のポストカードを見てみたら、
2007年にミニバスで不安に駆られながら行ってた。
ちょうど10年経った今回だったけど、覚えてる景色は10年前とほぼ同じ。
唯一「うはぁ~変わったやん~」と驚いたのは、対岸に見える深圳の街。
ここは湾をひとつ挟んで向こう側が中国っていう場所なのだけど、
細い路地にひしめき合って並んでる海鮮レストランや乾物の土産物屋を抜けると、
10年前は何一つ無かったような深圳の高層ビルが わりと近くに見えるのです。
すぐ横の香港と深圳を結ぶ深圳湾公路大橋にはクルマが引きも切らず走ってて。
…別世界のはずなのに、ずいぶん近過ぎて変な気持ち…。
海の幸が身近に手に入る小さな町。
遠浅の湾の中で小舟を引いて水に浸かりながら漁をしてる流浮山の人々と
そのすぐ向こうのビル群が対照的で、
不思議な景観に変わっていました。
九龍側と香港島側を行き来する時に選ぶ乗り物は3タイプ。
誰かと待ち合わせがあるのなら、渋滞等が無く確実に時間を読めるMTR。
走るにつれて変わる景色を味わうなら、海底トンネルをくぐる路線バス。
スターフェリー以外の船で揺られて渡るなら、富裕小輪の小型フェリー。
三家村を出るフェリーまで時間があったので ぷらぷら散歩してたら、
ちょうど夕陽が山沿いの家屋を染める良い時間になりました。
タイフーンシェルターに浮かぶ船と その向こうに並ぶ建物が 光で浮かび上がって。
小舟を出して漁をしてた人達が帰って来る時間。
船の上で炊事をする人達が夕飯を準備する時間。
釣りを楽しんでた親子がそろそろ帰宅する時間。
山も家屋も船も人も、優しく夕陽に染まります。
☆ 【池や川のある町・村】
~ 大埔・粉嶺・上白泥 ~
香港島の天后から乗ったバスで海底トンネルをくぐり、
沙田や大學を眺めながら大埔へ向けて走ります。
沙田には 内部の造りと人混みで迷子になるほどの巨大ショッピングモールがあり、
大學には その名の通り香港中文大學があるので、
MTRに乗っていれば それぞれの駅ごとの乗客の乗り降りに街の特徴を感じます。
だけど、
路線バスだと そうした乗客層の変化はありません。
途中に何ヶ所かバス停はあっても、人の乗り降りはわずか。
ただただひたすら自動車道を走るのみ。
距離の長さを感じずに、しかも山や川を眺めながら移動が出来て 快適です。
いったんバスを降りた大埔では、
看板ニャンコが居る雑貨屋や
やっぱりニャンコの主が居る廟にご挨拶しながら、富善街を定点観測。
大埔の街は、元朗と少しだけ似た “ 地方の街の空気 ” が変わらず流れています。
以前は「元朗ととても似てるなぁ」と思っていたけれど、
元朗ほどローカルブランドショップも増えないし、外からの人の出入りも変わらない。
元朗には新しいモールが生まれたりマンション建設が増えたりして変化したぶん、
大埔の変わらなさは落ち着いてて懐かしいままという感じ。
「ここに来るのは新明發の盅飯を食べるため」 ( ★ ) は今回封印し、
茶餐廳で おやつだけにして ( 食べるんかい ) 粉嶺へ。
で、お目当ての餃子店で昼食を摂ったあとの散歩で、池を目指したのでした。
まるでシンガポールのように緑豊かで美しい道路……の地区から歩いて、
突然タイムスリップして民家の路地に入ったような靈山村の軒先をくねくね曲がり、
目の前に開けたのが粉嶺正圍の集落。
高層マンションの谷間で この一画だけが残されたかのような、囲いのある居住区。
香港の郊外だと、
“ 文物径 ” と言われる各史跡エリアや
本当に山に囲まれた古い居住区は 他にも訪れた事があるけれど、
マンションの谷間の限られた一画だけで 今も人が住まう戸建の集落に出会うのは新鮮。
池と広々とした公園は、住民たちの憩う場であり集う場のようでした。 ( ★ )
同じ “ 池 ” や “ 川 ” でも、一つ一つがもっと小さくて人の暮らしに直接結びついてる…
そんな場所だったのが、上白泥という村でした。
深圳との境界線に近い流浮山から 更にミニバスで湾沿いを走った所。
山の麓を縫うように走る小さな道の脇には、いくつも池があり、
釣り人が居たり養殖らしき商いをしていたり。
【100%香港製造】と謳われている野菜や魚などは、
こういう土地からも都会部に来ているのかな?
畑と小川に挟まれた細道を歩いていたら、思いがけずヤギの放牧(?)が。
可愛らしい子ヤギの兄弟を見守る母ヤギや親族一同。
湾沿いの廟でお参りをしてから戻って来る途中、
飼い主さんの合図で一斉に集まり 隊列を組んで散歩へ出かけて行く様子が。
遠い山で見るような光景を 深圳の街が望める湾の岸辺で見ているのは、
不思議な感覚でした。
☆ 【バスやミニバスで駆け抜ける街・町】
~ 荔景・西營盤・北角・元朗 ~
知ってる場所をバスやミニバスに乗って移動を楽しんでると、
必ず見届けたくなる場所ってありません?
歩いて じゃなくて 乗り物で駆け抜けながら の定点観測。
僕だと、橋に差し掛かる前や トンネルに入って行く前。
まだあった。
山が近付いてくる場面や 他の乗り物が近付いてくる場面。
なんだろう?……自分が動いてる事を実感できる場所……かなぁ。
毎回必ず同じ場所の同じ写真を撮ってる気がする。
街なかのように急に変化するわけじゃなく さほど変わらないのに、懲りずに撮ってる。
橋の掛かっていない香港島からだと、
西・中央・東のいずれかの海底トンネルを抜けないと九龍側へは行けない。
更には、
山の多い香港だから、地区から地区へ移動しようとすると、
思いがけずたくさんあるトンネルを抜けないと行けない。
トンネル内では80㎞が普通で、外なら100㎞が普通の香港。
信号が無いだけに、あっというまに駆け抜けます。
MTRもトンネルの中を走ってるようなもんだけど、
バスだとトンネルも長くはないし、なにより 前方が眺められて変化が楽しめる。
「入るぞ入るぞ → 明るさが変わり始めた → 出口が迫ってきた → 抜けた! 」
気分をアゲてくれるのは、やっぱりバスでのトンネルなのです。
退屈という2文字なし。
賑わう店や歩行者信号のあの音に囲まれた幹線道路を走ってて、
巨大なカーブを描くマンションと山が近付く。
そこを抜けて湾沿いの道路に上がると、一気に視界が広がる。
山と湾(海)に挟まれた街だったら、
きっと日本や香港以外の土地でも お馴染みの風景なのでしょうね。
それにしても…。
その場所その道を駆け抜けるのは一瞬なのに、
地図や写真を見て思い出してると 何分も経っちゃう。
5秒で見てた風景を1分くらいかけて反芻して楽しむ。
…地図や写真で遊ぶって、やっぱり時間がかかりますねぇ。
だからおもしろかったり 他ごとが手につかなくなったり…。 ( ★ )
緑ミニバス……疾走してる最中に 今でも「◎◎で降りる!」って言えません。
あくまで他力本願。
「そろそろ次あたりで降りたいんやけどなぁ。」
「誰か降りんかなぁ。降りてくれぇ。」
……「●△■@◇▼~!」……
「あ、ラッキー。誰か言った。」
「付いてこ付いてこ。」
……見知らぬ誰かに付いて 降りるつもりにしてたフリして降りる……
「ふうぅ。」
それにしても、あれだけ気を遣う道路で運転してて、
お客の「◎◎で降ろして。」っていう たいして大声でもない声。
よく聞き取れるよねぇ。
黙って片手を挙げて返事を返す運転手たちが、カッコええといつも思います。
☆ 【暮らしの中に溺れる街・町・村】
~ 北角・彩虹・深水埗・筲箕灣・茶果嶺・西營盤・葵芳 ~
人の中に放り込まれてても、人の気配しかしてなくても。
音が氾濫してても、かすかにラジオの音が漏れてくるだけでも。
「はいはーい。混ぜて下さーい。溺れさせてー。」って 身を任せる心地良さ。
こういう香港らしさって美味しいよね。
「もう少しだけ こんなことも出来たらなぁ」っていうのもあって。
▲ 北角の谷間…フォトスポットなんだけど 88號には出会えなかった。
(お目出度い【88】號は 香港電車公司の新ラッピング…)
▲ 彩虹の団地…フォトスポットらしいけど なぜかウチは夜の撮影なり。
(教えてもらって気付いたら 夜だった…)
▲ 深水埗の砦…人、人、人……再開したら ぜひ天龍過山車に乗りたい。
(もう動くことは望み薄かなぁ…)
▲ 筲箕灣の音…音と匂いに溺れるこの市場で いつか仏頭果を買いたい。
(ザルにひと山で売ってるもんで…)
▲ 茶果嶺の村…そっとそっとお邪魔して もう1軒の冰室にも入りたい。
(中秋節の個人店は シャッター率はやっぱり多め…)
▲ 西營盤の店…厨房から遠いテーブルゆえに ワゴンの中身が減り気味。
(片っ端から取れてしまったら それはそれで怖いけど…)
▲ 葵芳の商場…昔の商場らしさが全て健在のカオスで 食べ歩きしたい。
(肩がぶつかりあう中で食べ歩きできる香港人を見習うべき…)
あれこれ宿題は、まだまだいくつも。
だから また訪れたいです。
ここまでは、
滞在してた時間軸に沿った順番ではなく、土地のイメージごとで 街・町・村 の羅列。
更に地図を眺めながら、他にどの街を歩いたん?と拾ってみました。
これらも時間軸じゃなくて思いつきだけど。。。
◎ 香港島側だと、大坑・西灣河・鰂魚涌・石塘咀・杏花邨
◎ 九龍側で、紅磡・尖東・油塘・尖沙咀
◎ 新界で、天水圍・上水
繰り返しになるけど、滞在してたのは香港島東端の柴灣です。
だけど振り返ってみれば、けっこういろんな方面へ行ってる。
「端っこだから困った。」
「やっぱり中心部のホテルじゃないとねえ…不便かも。」
っていうのは、ウチの滞在パターンだと 感じる事がありませんでした。
2度目だから特にそう感じたのかもしれないけど。
約束時間がある日にだけ 移動時間を気にしたくらいで、
あとは
「その街へ行くなら ここへも寄れるかも?」と繋いで考え ( 太太が:笑 )、
乗り物を乗り継いで動いた日々でした。
安価で滞在できて暮らしやすい柴灣の魅力は、2度目で更に増したような気が。
地図や写真を見ながら、また少しずつ書いていきたいな。
…今回持ち帰ってきた物。
…火龍の事をもう少し。
…中秋ならではの事。
…タクシーネオンのおっちゃんの事。
よろしかったら、また覗いて下さいね。
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at 2017-10-17 19:59
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-17 20:44
♫ 17日19:59の鍵コメ ど さん
うわぁ、もう半年ぶりなのですか?コメ頂けて嬉しいです。いつでも歓迎、ありがとうございます。…はい、僕も初めての土地や体験はたくさんたくさんあり過ぎます。だからまた行けると言う繰り返し(笑)。そう、今回の機内食の事も、また書いてみます。これからもいつでも気軽にいらして下さいね。
うわぁ、もう半年ぶりなのですか?コメ頂けて嬉しいです。いつでも歓迎、ありがとうございます。…はい、僕も初めての土地や体験はたくさんたくさんあり過ぎます。だからまた行けると言う繰り返し(笑)。そう、今回の機内食の事も、また書いてみます。これからもいつでも気軽にいらして下さいね。
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at 2017-10-18 09:21
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taro
at 2017-10-18 10:35
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わぁ〜すごい!
本当に端から端まで移動されたのですね〜!
行きたくなる場所、行ってみたい場所!ばかりで羨ましいです!
再度じっくりと、こえださんの写真見てみようっと。
そう、そう街道地方指南2017。買わなくちゃー。
昔買ったのをもう処分してしまって、昔の香港どんなふうだったかな?とっておけば良かったなぁと後悔してたんです。
本当に端から端まで移動されたのですね〜!
行きたくなる場所、行ってみたい場所!ばかりで羨ましいです!
再度じっくりと、こえださんの写真見てみようっと。
そう、そう街道地方指南2017。買わなくちゃー。
昔買ったのをもう処分してしまって、昔の香港どんなふうだったかな?とっておけば良かったなぁと後悔してたんです。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-18 10:38
♫ 18日9:21の鍵コメ ひ さん
こちらこそ、ありがとうございます。滞在中に感じる【観る・見つける・味わう・逢う・嗅ぐ】等も楽しいのですが、「戻ってきてから反芻するのもまた楽し」と振り返っているこえだです(笑)。あれこれ思い出すと整理がつかず、思いついた順に。…おじさんとはねぇ……しばしお待ちくださいね(笑)。
こちらこそ、ありがとうございます。滞在中に感じる【観る・見つける・味わう・逢う・嗅ぐ】等も楽しいのですが、「戻ってきてから反芻するのもまた楽し」と振り返っているこえだです(笑)。あれこれ思い出すと整理がつかず、思いついた順に。…おじさんとはねぇ……しばしお待ちくださいね(笑)。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-18 10:48
♫ taroさん
オクトパスを使う機会が多かったからか、今までになく初めて100$を4回チャージしました。そっか、だから散財して底を尽き戻らざるを得なかったんだ。…別冊付録の昔の地図は、それはそれは素朴で厚紙の簡素なものでした。だけど変遷を感じざるをえないページばかり。地形さえ変える香港って怖い。。。
オクトパスを使う機会が多かったからか、今までになく初めて100$を4回チャージしました。そっか、だから散財して底を尽き戻らざるを得なかったんだ。…別冊付録の昔の地図は、それはそれは素朴で厚紙の簡素なものでした。だけど変遷を感じざるをえないページばかり。地形さえ変える香港って怖い。。。
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pico
at 2017-10-19 01:01
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こえださん、お久しぶりです。お帰りなさい〜。
日本から帰っての残りの夏休み、その後の新学期と本当に忙しくてブログに遊びに来ることができず、この間ようやく覗かせてもらったら、あら!こえださん香港にいらっしゃるの!?って。こちらまでワクワクしちゃいました。
私の知らない香港、たーくさん紹介いただいてありがとうございます。羽根みたいなのを蹴る遊び、確かジェンズって言うみたいですよ。娘が去年学校で習って遊んだって言ってました!昔の遊びだって聞いていたけど、年季の入った子供たち!?が遊んでいる様子、可愛い。生で見たいなぁ。
私も今「街道地方指南」と「通用乗車地図」とあれこれ拡げてにやにやしています。
日本から帰っての残りの夏休み、その後の新学期と本当に忙しくてブログに遊びに来ることができず、この間ようやく覗かせてもらったら、あら!こえださん香港にいらっしゃるの!?って。こちらまでワクワクしちゃいました。
私の知らない香港、たーくさん紹介いただいてありがとうございます。羽根みたいなのを蹴る遊び、確かジェンズって言うみたいですよ。娘が去年学校で習って遊んだって言ってました!昔の遊びだって聞いていたけど、年季の入った子供たち!?が遊んでいる様子、可愛い。生で見たいなぁ。
私も今「街道地方指南」と「通用乗車地図」とあれこれ拡げてにやにやしています。
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ころた
at 2017-10-19 08:23
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なんともまぁ、すごい超大作!
ひとつひとつ今回の里帰りをかみしめていらしているのね。
今回の香港の移動の様子
わたくしも街道地方指南をしっかりと横においてしっかり読みたいです。
ちょっとだけご一緒に香港を回る気分にさせてもらいます。
まずはこの大作に感動のコメント第1号!
ひとつひとつ今回の里帰りをかみしめていらしているのね。
今回の香港の移動の様子
わたくしも街道地方指南をしっかりと横においてしっかり読みたいです。
ちょっとだけご一緒に香港を回る気分にさせてもらいます。
まずはこの大作に感動のコメント第1号!
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chonnfanndaisuki at 2017-10-19 11:18
♫ piyoさん
お嬢さんの事が登場してるので…たぶん…と返コメしてますが、思い違いでしたらごめんなさい。…ジェンズかぁ、教えて頂けてありがとうございます。元少年たちは本当に上手で、周りにギャラリーが集まって見入ってましたよ。日本は平安時代の仰々しい衣装、こちらは半裸。嬉しくなりました(笑)。
お嬢さんの事が登場してるので…たぶん…と返コメしてますが、思い違いでしたらごめんなさい。…ジェンズかぁ、教えて頂けてありがとうございます。元少年たちは本当に上手で、周りにギャラリーが集まって見入ってましたよ。日本は平安時代の仰々しい衣装、こちらは半裸。嬉しくなりました(笑)。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-19 11:23
♫ ころたさん
あはは。超大作(笑)…じつはこれ、いつもながら楽しく書き終えて「やっぱ長いな。また『こえだ力入れ過ぎ』って引く人いるだろうなぁ。」って思ったんだけど、部分削除するのもモヤモヤするので、そのまま出しました(爆)。地図を傍らに置いてくれる様子が目に浮かびます。ころたさん、ありがとう。
あはは。超大作(笑)…じつはこれ、いつもながら楽しく書き終えて「やっぱ長いな。また『こえだ力入れ過ぎ』って引く人いるだろうなぁ。」って思ったんだけど、部分削除するのもモヤモヤするので、そのまま出しました(爆)。地図を傍らに置いてくれる様子が目に浮かびます。ころたさん、ありがとう。
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at 2017-10-19 11:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-19 12:24
♫ 19日11:38の鍵コメ 「さっきの手紙のご用事なあに?」って言ってた さん
長いな。…黒ヤギの方が圧倒的多数で、実際にほぼ全員モグモグしてたよ。子ヤギがねぇ可愛過ぎて倒れそうでした(僕が)。…褒められて伸びる小学生、これから食レポ増やします。香港スタバは毎年月餅出すんだけど ホントなぜ日本はカボチャ祭ばかりなのか納得できずです。…おじさん?まだまださぁ。
長いな。…黒ヤギの方が圧倒的多数で、実際にほぼ全員モグモグしてたよ。子ヤギがねぇ可愛過ぎて倒れそうでした(僕が)。…褒められて伸びる小学生、これから食レポ増やします。香港スタバは毎年月餅出すんだけど ホントなぜ日本はカボチャ祭ばかりなのか納得できずです。…おじさん?まだまださぁ。
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nicho
at 2017-10-19 22:14
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あ〜コエダさん。やっぱりニアミスですね(笑)
かなり行動範囲が広いですね♪
行った事ない場所も沢山。
あ〜行ってみたい場所が山程。
おもわずメモしましたよ‼︎
ところで、今日知った事なんですが、第1世代オクトパスカードが使えなくなるとか‼︎
来年で使えなくなる?
自分のを慌てて確認‼︎
第1世代ってかなり古いんですかね?
かなり行動範囲が広いですね♪
行った事ない場所も沢山。
あ〜行ってみたい場所が山程。
おもわずメモしましたよ‼︎
ところで、今日知った事なんですが、第1世代オクトパスカードが使えなくなるとか‼︎
来年で使えなくなる?
自分のを慌てて確認‼︎
第1世代ってかなり古いんですかね?
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chonnfanndaisuki at 2017-10-20 09:40
♫ nichoさん
はい、珍しく広範囲でした。遠方に行けた要因の一つに【新界の端の方で友人と待ち合わせたから】というのもあります。そうなるとその前後にその延長の地が足されるので。きっかけを貰えたような感じ。…八達通、そっかぁ。お宝物を持ってる方々は、それが使用不可になっても大切にするといいですよね。
はい、珍しく広範囲でした。遠方に行けた要因の一つに【新界の端の方で友人と待ち合わせたから】というのもあります。そうなるとその前後にその延長の地が足されるので。きっかけを貰えたような感じ。…八達通、そっかぁ。お宝物を持ってる方々は、それが使用不可になっても大切にするといいですよね。
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きら
at 2017-10-20 21:27
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いろんな町。山々と池、海沿いのベンチにヤシの木、ばーーんと大きな団地? 買い物客で賑わう街並み、トラムのニンマリ顔に激しく揺られてそうなミニバス。 なのに一番注目してしまったのは、広げたパンのお食事会。あぁあのスイスロールみたいなのはふわふわでバタークリーム系?手前のは何餡かしら。どれもちょっとずつ分けて食べるの楽しいですね。
やはり地図は必要だなて思いました。ゆっくり確認できるし、ぱらっと開いたらいつでも気持ちは香港旅人になれそう。
やはり地図は必要だなて思いました。ゆっくり確認できるし、ぱらっと開いたらいつでも気持ちは香港旅人になれそう。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-20 23:03
♫ きらさん
食事会でしっかり食べとかないと、1行目の各ご馳走を見て回れません。けど、その後は本当に空腹になるので、やっぱりご馳走食べるんです。食べてばかり(笑)。だから里帰り前には胃を広げておかないと。巻蛋はご想像通り&手前のは小豆餡かな。持ってるのは叉焼餡。…地図はメニュー表と化します。
食事会でしっかり食べとかないと、1行目の各ご馳走を見て回れません。けど、その後は本当に空腹になるので、やっぱりご馳走食べるんです。食べてばかり(笑)。だから里帰り前には胃を広げておかないと。巻蛋はご想像通り&手前のは小豆餡かな。持ってるのは叉焼餡。…地図はメニュー表と化します。
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ころた
at 2017-10-22 09:39
x
いやぁ~、いろいろなところご一緒させていただきました。
ふぅ~、ここちよい疲労感。
初めての風景に馴染み深い光景、そして知りたかったその後の風景
都会の香港、田舎の香港
どれも大好きな香港景色
向こうに見える深センの街、これが何より現実なんですよね。
経済で言えば日本のGDPの2倍の大国ですもん。
MTRの端っこが見れちゃうなんて、小鉄のわたくしとしてはうれしい。香港でも貴重ですが、直通が増えたことで近所の私鉄などでも見ることができないですもん。
湾仔のフェリー乗り場。香港側に滞在するようになって使うフェリー乗り場は湾仔。
中環はすっかり新しい埠頭に変身しちゃいましたが、湾仔はまだ昔風情。でも、それも数年前に移動。どんな風になっちゃったのかなぁ~、ずっと気になっておりました。
なるほどね、こんなふうになっているのですね。埋め立ての香港。特に湾仔は1本、1本と半島のほうへ新しい道路とともに面積が広がっていく地域。その成長過程がこれなんですね。
77年の街道地方指南の湾仔がまさにそう。
このおまけうれしいけど、もっとページ欲しいですよね。。。
蓮香居は相変わらずでうれしいなぁ。
ふぅ~、ここちよい疲労感。
初めての風景に馴染み深い光景、そして知りたかったその後の風景
都会の香港、田舎の香港
どれも大好きな香港景色
向こうに見える深センの街、これが何より現実なんですよね。
経済で言えば日本のGDPの2倍の大国ですもん。
MTRの端っこが見れちゃうなんて、小鉄のわたくしとしてはうれしい。香港でも貴重ですが、直通が増えたことで近所の私鉄などでも見ることができないですもん。
湾仔のフェリー乗り場。香港側に滞在するようになって使うフェリー乗り場は湾仔。
中環はすっかり新しい埠頭に変身しちゃいましたが、湾仔はまだ昔風情。でも、それも数年前に移動。どんな風になっちゃったのかなぁ~、ずっと気になっておりました。
なるほどね、こんなふうになっているのですね。埋め立ての香港。特に湾仔は1本、1本と半島のほうへ新しい道路とともに面積が広がっていく地域。その成長過程がこれなんですね。
77年の街道地方指南の湾仔がまさにそう。
このおまけうれしいけど、もっとページ欲しいですよね。。。
蓮香居は相変わらずでうれしいなぁ。
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chonnfanndaisuki at 2017-10-22 10:12
♫ 来朗多先生
前コメ末尾の一言に、静かに第2号を心待ちにしてました。「戴けるなら日曜かな?」の楽しみは、「今回の香港、あそこへ行ったらあんなんかな?」と ほんのり想う気持ちと同じ。そうなった時も 想像を越えた時も、嬉しいもんです。…現在の地図に重ねて 77年には海岸だった所に点線を引くと驚くばかりです。
前コメ末尾の一言に、静かに第2号を心待ちにしてました。「戴けるなら日曜かな?」の楽しみは、「今回の香港、あそこへ行ったらあんなんかな?」と ほんのり想う気持ちと同じ。そうなった時も 想像を越えた時も、嬉しいもんです。…現在の地図に重ねて 77年には海岸だった所に点線を引くと驚くばかりです。
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Jyujai
at 2017-10-22 22:12
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わたしも2017年の街道指南買いましたが、別冊は付いていなかったです。残念。
それにしてもこえださん、いっぱいいっぱい行ったのですね〜。すごい!
私には、行ってないところがまだまだいっぱいあるんだなあ。
こえださんの記事と街道指南で、擬似体験もしくは予行演習させてくださいね!
それにしてもこえださん、いっぱいいっぱい行ったのですね〜。すごい!
私には、行ってないところがまだまだいっぱいあるんだなあ。
こえださんの記事と街道指南で、擬似体験もしくは予行演習させてくださいね!
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chonnfanndaisuki at 2017-10-23 17:33
♫ Jyujaiさん
ウチもスーパーの袋麺や醤で何度かあったけど、同じ期間で同じ品で同じ百佳なのに オマケが付いてたり無かったり。そういうのって香港あるあるかも?ですね。この地図、付録付きだからか 今までになくお値段が高かったです(笑)。きっと違うパッケージなんじゃないかなぁ。…「予行演習」 → お?気になります。
ウチもスーパーの袋麺や醤で何度かあったけど、同じ期間で同じ品で同じ百佳なのに オマケが付いてたり無かったり。そういうのって香港あるあるかも?ですね。この地図、付録付きだからか 今までになくお値段が高かったです(笑)。きっと違うパッケージなんじゃないかなぁ。…「予行演習」 → お?気になります。
by chonnfanndaisuki
| 2017-10-17 16:01
| 覚え書き
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